2017年12月17日日曜日

使われない武将たちに愛の手(エラッタ)を

  • 『わさビーフ』再販決定!
    わさっち兵、僕はゲットできなかったのですが、結構周りで使っている人が多いので、持っていても自慢できないような・・・wしかしどうしてもゲットしたい貴方、今回はAmazonがあります。18日にいきなり売切れたら笑うしかないw
  • 『三国志大戦』~1周年感謝生放送~
    昨年の12/23に正式稼働したので、そうか、もうじき1年ですね。リアル生活の1年は神速でしたが、三国志大戦についてはゆっくりとした時間感覚で付き合えた気がします。『皆さんと歩んできたこの1年を振り返り、今後の三国志大戦の未来を皆さんと共に、話し合っていきたいと思います。 また、ちょっとした新情報の発表もございます。』とのことですので、多くの新情報は望めませんが、それは来年すぐにやるであろう生放送で(やりますよねぇ?)紹介するとして、この1年を夏侯惇と麻痺矢伝授がぶっ壊れていた初期を開発が反省しつつも振り返っていきましょうか。明日は必ず見なければ。

データリストによると現在の三国志大戦のカードは全部で320枚。漢軍追加もありずいぶん増えたものです。しかしセガが「1枚1枚魂込めて作っています」言うものの、現実には全く見向きもされないカードが存在します。
旧三国志大戦は最後までカードのエラッタ(スペックや計略の効果を変更する行為)は行いませんでした2コス9/1の3枚がゲーム内部で武力調整されていたのはナイショだ。今作もスターターを除いては行っていません。後継の戦国大戦が数値はおろか兵種もエラッタされたのと比べると対照的です。
エラッタを許すと「超強い新カードを出す」⇒「みんながそれを集める」⇒「弱くする」が起こりやすくたまったものではないので、本当はやってほしくはないのですが、ゲームをゆがめるほどのカードがずっと修正されないのも困りもので。R関羽は稼働当初からスペック壊れている言われていますし(自分も柵はいらないと思います)。世界最大のTCG、マジック・ザ・ギャザリングはあれだけの枚数を出しながら断固としてエラッタはしませんが、その代わり禁止カードとして各方面に謝罪をしてたりしますね。

だがしかし、強いカードを修正しろという言葉はよく聞きますが、このブログでは逆に「まったく使われないカードを(強く)修正しろ」という記事を書こうと思います。使われない基準は3つ。

  • スペックが低い
  • 計略が弱い
  • 独自性がない

袁三兄弟はまったく見かけませんが、武力枠ではあります。そういう意味では独自性もあります。スペックが低く計略が使いにくくてもC楊修・C簡雍・UC劉禅など独自性がある武将はまだマシです。上記の3つ全てをで兼ね備えている、あるいは備えなくても救いようのない「まったく見かけないカード」についてはエラッタの余地があるのではないでしょうか。


・・・
・UC李通
魏は1コスにR楽進という鉄板中の鉄板武将がいるため、よほど計略が強くないと武力枠騎兵は採用されません。UC曹昂は計略が強力ですからね。UC李通はもともとほぼ採用はなかったですが、神速戦法自体が弱くなってしまった今採用は皆無と言えます。魏の1コス唯一の神速騎兵という独自性はありますが、あまりに小さい。数回使えば達人がもらえるのではないでしょうか。僕はセリフすら知らないですw

<ギリギリ選出外の武将>
・UC典韋:9割の人がUC王双を採用すると思うのだけれど、一応征圧と勇猛という独自性はあるので…と書いていたのですが、今日他の君主に話したところ「どうせ計略使わないならば征圧2をとるのも選択肢としてはあり」とのこと。むう、上位に行くほど征圧の重要性は増すとのことですが。

は対象武将はいません。さすがスペックの国。
<ギリギリ選出外の武将>
・C廖化:将器覚醒で蜀唯一の1コス武力2征圧2騎兵の独自性はギリギリあれども9割の人がSR張皇后を採用するだろうなあ。つば君主も張皇后追加までは廖化を使っていましたが。

まっすぐに!
・UC淩統
もはや言うまでもない。排出直後から「誰が使うんだ」と言われ、僕自身「呉の2コス馬は孫策しかない」と繰り返し言っています。
本来強化戦法持ちは「スペックが良い代わりに計略が弱い」が定義のはずなのに淩統はそもそもスペックが弱い。特に2コス騎兵はデッキ内のメインを張る重要な立ち位置になることが多いので、そこで7/5無特技強化戦法ってのはありえない。
今でも将器覚醒なしで唯一の征圧2騎兵ですが、それなら将器覚醒してでも7/4/2勇活神速のC留賛や8/3/2勇魅のSR孫策を使うよねぇ?

必勝の策はある!使えるものは全部使うぞ!!
・R魯粛
「ナントカさん」「一般人」「誰だっけ?」など散々な扱い。これが呉にとって第1弾の追加カード(しかもレア)だったのだからたまりませんよね。
突っ込むのも疲れましたが、スペックも兵種も計略もすべておかしいので少しの修正ではどうにもなりません。1から刷り直してください。

<ギリギリ選出外の武将>
・UC黄蓋:呉唯一の2コス武力8槍ですが、槍が苦手のUC王双が8/3/1城弓対策計略なのを考えると、8/4/1無特技強化戦法は見劣りします。それこそ3の時のように決死攻城で良いと思います。群雄の2枚除いて2コス以上の強化戦法持ちは全部エラッタしても良いんじゃないかな。
・UC朱桓:旧三国志大戦最後のイベント感謝の宴で公開された、新三国志大戦で最初にイラストが公開されたカードなのにまったく見かけない…。1.5コス槍で伏兵を踏めにいけるのは彼だけなので独自性はあるのですが…。素の征圧が2あれば第2の宋謙となれたのに…。なお、同計略のC孫静は飛天に居場所がありました。

潔く、退こう
・UC成公英
「独自性はあるが、その独自性いらなくね?」という悲しい武将。三国志大戦2でも3でも優秀な計略要員だった彼も新三国志大戦ではお呼びがかからない武将ネタとして漫画に顔を出すくらいの存在感に。群雄に号令がミスマッチというそもそも論もあるのですが、3の陰陽道術は使われたのでそれは理由にならない。やっぱりサブ計略の「指揮」なのにこのスペックでは…他勢力の指揮持ち(UC朱霊、R関索)はスペック要員としても採用できる性能はあるので。


<ギリギリ選出外の武将>
・R韓遂:悪くはない、悪くはないけど見かけません。征圧が2あれば…。この数値を見て僕は「セガは群雄は(呂布を除き)馬が弱い勢力として定義づけしているのだろうか」と思ったものです。
・UC徐栄,UC臧覇:ともに同スペック兵種違いの火事場の馬鹿力持ち。最初はパーツ不足だった暴虐火事場も最近はパーツが増えてきましたが、最初からいる彼らは一向に採用されません。スペックが抑えめなのがなぁ。ただ良スペック武将が自城けずり計略を使ったうえでさらに強くなるとヘイトが溜まるので仕方ない側面も。今火事場の馬鹿力は計略自体は強いので、素の戦闘力に目をつぶれば採用の余地はあります。
・SR張角:あんさつデッキで一瞬だけ見かけましたが、今作でもがっかりSR筆頭です。でも敵として出てくるとうざいことこの上ないんだよなぁ…。計略を「士気4で撤退武将の復活カウントが減る(活持ちが即復活する程度に)、自身は撤退する」に変えれば、現状かみ合わせが良くない活持ち黄巾族ともマッチする気がするのよね。
・R馬玩:神速2枚看板の巻き添えをくらい使われてもいないのに計略が弱体化した人。「どうしてこうなった」スペック下位互換のR孫翊は使われるのに。どうも群雄という勢力自体が、武力と知力のバランスの良い武将は使われない傾向にありますね。

カードリストを見直すと、追加されたカードの中には「エラッタしろ」というほどのどうしようもないカードはありませんでした。新三国志大戦稼働の際、どのようなバランスになるのかセガも読み切れないところがあったかもしれません。またバージョン1.1で征圧リセットルールが追加されたことで、相対的に征圧の効果が下がったところもあります。典韋⇒王双、淩統⇒留賛など、征圧を1下げた代わりに大きく性能を上げたカードも追加されたので、セガとしてもこれくらいのパワーのカードを作ればよい、という感触をつかんだのかもしれません。上記のカードはセガの犠牲になったのだ…。

わたくしは、人形…
征圧リセットと言えば王夫人。もともとニッチな武将でしたが征圧リセットのルール変更により大幅に弱体化してしまいました。セガはこのカードだけでも何らかのエラッタをかけたほうが良いのではないでしょうか。wikiの記載が悲しい。『ver1.1.0Aで内乱発生時に征圧領域のリセットが入る仕様変更がなされ、錯乱の舞を舞っても内乱を1回起こしたら、再度征圧しに敵陣に攻め込まなければならないという、もはや存在意義すら疑われるほどの手痛い修正を受けてしまった。今のテキストと内乱仕様のままでは士気6払って舞う価値など到底なく、舞わなければ採用に値しないスペックであり、まさにフレーバーテキスト通りの待遇と言える。

今週の動画行きます。今年もあと2つ3つの動画ですね。実は来年はこのブログも動画シリーズもタイトルが変わる予定なのでよろしく。



大水計デッキ。荀攸・夏侯淵に忠臣アイコンが付いていることからかなりの手練れと見えます。
大水計を得意とする呉民はなかなかいないでしょう。機動力がなく騎兵が弱い呉にとって、魏の高武力と荀攸にマウントを取られると苦戦は必至です。ましてこのデッキはメインアタッカーが2人とも知力が低いためかなり厳しい。
勝つためのたった一つの方法が、相手の大水計の範囲外から礎を打ち、知力を上げた状態で前に出す、これしかないです。
大水計の範囲と、終盤の相手の士気の量を見るために相手視点になっています。

開幕は無理せず守ります。周瑜を端攻城の迎撃に向かわせたのですが、結果武力9の弓をガシガシ喰らうことに。どうすればよいのでしょうね。周瑜を弓さらいに徹するように動かしたほうがよかったのかな?
相手のラインが下がったところで柵を割りに行きます。ここで周泰を守るために周瑜をいけにえにしたのですが、結局どちらも撤退という最悪の結果に。二兎を得ようとして両方を失うやつです。士気が溢れそうだったうえ他にすることもないので、流星を落として追い払いましたがこれは士気の無駄だったと使った時は思っていました。結果としては、ここで城ダメをたくさん取られなかったことが勝敗にかかわったので、正解の策だったのですが。

53カウント。失念していました。アホかと。

大水計は横こそ戦場外まで伸びる広範囲ですが、縦はそれほど広くありません。荀攸の前方2マス目と3マス目がまるまる範囲に収まりますね。これは覚えておこう。
周瑜も一騎打ちで撤退しましたし、もうこれは士気7を再起と交換したほうがよさそうと判断。
38カウント。今度はまとめて流されないよう槍だけを出したのですが、周瑜が削れていたこともありまとめて流されます。やはり大水計マウント、恐ろしい。
相手にとっては気持ちが良い展開かもしれませんが、僕も勝負は諦めていません。周泰を城門に置けば逆転のチャンスはあるのです(笑)。
相手は大水計を打った後攻城に来ました。流星を夏侯淵に落とし、倒すことは出来ませんでしたが夏侯淵を生かすために飛天の旋律を使ったため、ここで大きな士気差ができてきました。これが大きかったですね。僕の中でも「しめた!もう大水計は打てない」と士気計算はできていませんでしたが感覚として分かりました。ラインを上げてファイナルアタックです。礎⇒意地⇒ギリギリ士気が溜まった攻撃の守刀防御で徐晃を倒し、一発逆転です。これがあるから礎周泰は恐ろしい。
動画を見直すと、相手に油断があったように思います。大水計マウントが決まり面白いように流せて気持ちよくなったのかも。自分の目論見がうまくいっている時こそ落とし穴があるのがこのゲーム、僕も気をつけないと。

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