2017年6月4日日曜日

魏が流行り、妨害が流行ると僕は予測していたんだ


地元で三国志大戦をプレイしている例の友人(なんか、僕よりプレイ回数が多い?)から質問を受けました。

「今更だけれど”メタ”ってなに?メタルスラッグ?」

三国志大戦の世界で時々上がる用語「メタ」。三国志大戦のみならず複数の人と対戦することのあるカードゲームや格闘ゲームでも使われる言葉です。『ゲーム内でよく使われているデッキ(キャラクター)、流行』とでも言いましょうか。それを知ることは三国志大戦においてもデッキの強さ・あるいはプレイスキルと同じくらい重要です。

対戦ゲームというジャンルはよくできていて、何か1つのデッキやキャラクターが強くなるとみんなそれを使おうとしますが、みんなが使うということはそれの弱点を突くデッキ(キャラクター)を使うことで勝率を上げることができます。いくら麻痺矢が強いからといってそればかり流行る兆しが見えたら誰かが騎馬単を使うでしょう。というわけで、仮にとても強いカードがいたとしても環境がそのカード1色になる、なんてことはないのです。

ないのです。

環境を読み切る眼もゲームそして三国志大戦の重要な要素。盤上でカードを操作して敵を倒す、相手の城を攻めたてるは三国志大戦の面白さ。しかし三国志大戦の戦いは筐体に座る前から始まっています。バージョンアップの調整はセガの公式に載っています。昔はどんな調整をしたかは公式には載りませんでした。そのため有志が稼働初日から筐体前でいろいろ使って試して「鶏肋の範囲拡大!!」なんてスクープしていたと聞きます。


※鶏肋:三国志大戦3のC楊脩の計略で、演義のエピソードよろしく範囲内の味方を城に帰す代わりに自身が撤退する計略。スペックが非常に悪い+1.5コスが撤退+範囲が広すぎて帰したくない武将まで帰してしまう、の三重苦のため、なかなか使われませんでした。使われないためバージョンアップする毎に範囲拡大し、上記のような状態にw トップランカーにしこり君主愛用のカードであり、今年は酉年であることからバージョンアップで排出されるようになるのでは、ともっぱらの噂です。

今バージョンは魏武を始めたとした魏の強化と関興、張飛、孫策、呂布などの下方から魏が流行ることが予想されました。
魏の特徴といえば騎兵・そして妨害計略。あと僕の印象だと魏は知力が高い武将が多いので、ダメ計はあまり効果的でない…と思い吾粲⇒小喬にスイッチさせたのですが、新バージョンになって1回も浄化を使っていない…あっ、昨日誤爆で初めて使ったわ(笑)
新バージョンになってから戦った相手のデッキを箇条書きにしてみます。


  • 大流星
  • 大徳 
  • 武神 
  • 紀霊バラ 
  • 魏武求心
  • 魏群暴虐 
  • 手腕 
  • 鬼神蛮勇 
  • 攻守魏武 司馬懿入
  • 天啓 
  • 鬼神 
  • 魏武飛天 郭嘉入
  • 蛮勇手腕 
  • 賢母阿蒙 
  • 大流星
  • キャプ翼 
  • 呉大流星
  • 群太史慈バラ
  • 大徳 
  • 蛮勇手腕 
  • 夏侯淵 満寵入
  • 白銀張飛 
  • トウトン関興バラ 
  • 大徳
  • 大徳
  • 天啓 


  • 魏 6/26 蜀 7/26 呉 12/24 群 4/26 混色は両カウントしていますが結構所属は散らかっている感じですね。圧倒的に強い1枚は現環境にはない、比較的バランス良好といえるのではないでしょうか。稼働初期は本当に武神だらけだったからな・・・。魏は関羽と魏武、蜀は大徳、大流星を見かけます。蜀は置いておいて、そのほかは上方されたカード、流行るのも分かります。
    しかし意外と魏&妨害計略が流行っていない。使われたことは満寵に1回使われたくらい。もちろん、浄化が入っていることから相手が妨害を撃つのを抑止しているのもあるとは思うのですが、号令デッキではないこのキャプ翼デッキにおいて、孫堅をピンで浄化するための小喬はありなのだろうか…。

    呉の1コス槍はなかなか層が厚く、稼働直後に呉「以外」と組んで暴れまわった張紘(麻痺矢伝授)、火計の吾粲、小喬と同じ武力・知力で柵が用意できる呉国太、推挙の闞沢の他にも、高知力で柵を用意できる張昭(剛弓伝授)、スペック要員の凌操、伏兵+長槍戦法の潘璋、とより取り見取り。孫堅と組ませることが目的ならば計略で撤退してしまうメンツは使いにくいですが、長槍術潘璋は試してみる価値があるかもしれません。

    今週の大戦動画はこちら。


    相手も朱治相棒じゃないか!負けられない!!
    ・・・と、熱くなってしまいました。相手は大流星デッキ。先日のバージョンアップで追加された三国志大戦シリーズおなじみのカード。超長時間の溜めの後相手の城を99.9%削る大流星デッキは10年前はネタ扱いされたもののプレイヤーのスキルと戦略の向上により、現在ではぜんぜん「やれる」デッキになっています。前のバージョンでは50カウントだっけかな?さすがに長すぎたのか現在は45カウントとなり、だいぶ落としやすくなっています。そのため先ほどの一覧でも分かるように、よく見かけるようになりました。
    旧三国志大戦では奥義に陣を選択することができたため、大流星を溜める手前に「諸刃陣」という範囲内の武将の武力を0にする罠陣が選択できましたが、今回はそれがないため従来より立ち回りは難しくなったのではないでしょうか。また将器に遠弓術があるのも逆風かな。
    こちらはどう対応すればよいか。相手は弓が強いデッキなのでなかなかラインが上がらないとは思うのですが、場合によってはタイガーショットからの強引なドリブルで敵陣をこじ開けることも考えて試合に臨みました。

    開幕。手前に伏兵を置いていてくれたため、思いのほか早く捌くことができました。しかし大虎の攻城は止めるも伏兵解除した朱治の攻城を止められず。もしかして相手はこれが狙いだったのか…?これで大流星落ちる=即敗北の流れになりました。

    このデッキは常に相手にプレスをかけていく必要があります。小喬が体を張って弓を集めてくれたので日向は兵力を減らさずに敵陣にたどり着くことができました。73カウント、呉国太が帰ったのを見計らって単騎神速発動。目的は柵を削ることと相手の足並みを崩すことです。大虎を倒す。危ないなもうちょっとで賀斉の槍に刺さっていたぞ。乱戦しに行くと刺さる危険性があるので攻城に切り替え、賀斉が近づいてきたタイミングで乱戦して落とす。よいぞ~。ここでおそらく相手が孫翊を倒すために遠弓戦法を使うも無事帰城。遠弓将器のついた程普は端から端まで弓が届くチートだからな…。

    57カウント、大流星の溜め開始。ここからが勝負です。槍を出すもやっぱりラインが上がりません。計略が切れるのを待ち、タイガーチャージを始めますが、兵力が完全回復していません。これはミス。焦っていましたね。というより、そもそも相手がライン上げてサーチされていたら終わっていました。結局、流星デッキに対して相性が悪いのではないか、と思ったり。
    相手がタイガーショットに対して踏ん張ってきたのでならばと単騎神速で弓に突撃しまくります。ここで衝軍の法。突撃後の乱戦で孫翊が落ちる、これは予想外…。ここで増援を使います。強引なドリブルで敵陣を突破し、ここで相手部隊の兵力がことごとくミリになっていることに気が付き、手刀防御という名のオフェンスの準備。朱治には逃げられますが厄介な蒋欽を落とし、大虎にもダメージを与えます。あとはサーチして大流星を阻止。そのままラインを上げて攻城を取り、勝利しました。

    大流星に対しての立ち回りですが、今回の相手に対しては相手が溜めた後兵力MAXからのタイガーショットが最善手だと思います。周泰が入っていませんでしたし。ただその際は弓がマウントを取っていないことが前提で、今回のシーンはかなり危なかったです。相手のサーチの甘さに助けられた感も。
    逆サイドをみんなでせめて落とされる前に落とすという手もあるかもしれません。むしろタイガーショットは城ダメを持っていくので、そのほうがよかったかもしれません。今のところ大流星には負けていませんが、もともと前作では苦手な相手でした。まだ使い手が慣れていないだけの可能性があり、僕も対策を頭に入れる必要があると思っています。

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