2017年2月18日土曜日

未経験者に三国志大戦を布教したのだけれど

高校のころからずっと親交のある友人が地元にいるのですが、彼もゲームが好きなので、僕が世界で一番面白いゲームだと思っているこの三国志大戦を昨年末帰省した際に布教してきました。
チュートリアルをプレイしてもらいながら、もういきなり全国対戦を推奨。CPUを相手にカードを揃えるのも良いですが、機械的に動いてくるCPUを相手にしてもつまらない、たとえ負けても人間相手に戦ったほうが得るものが多い、というのが僕の自説です。最初から勝てる人なんていませんからね。ただそれでも8品下位だろうがキラキラしているデッキが対戦相手に出てくるのを見ると、ちょっと悪いことしたな…なんて思いながら見ていました。
つかみは上々で、とても面白いと評価してくれました。三国志大戦は実際にプレイすればその面白さが分かってもらえると僕は確信しています。シンプル操作でわかりやすいルール、自分が軍勢を動かしているのだ、という臨場感と戦略と戦術が飛び交う99カウント。負けても楽しい。勝つともっと楽しい。彼のような新規ユーザーがもっと増えてほしいのです。今頂上対決は三国志大戦、戦国大戦での歴戦のプレイヤー同士ですが、いつか新三国志大戦からこのゲームを始めた君主が頂上に載るようになってほしいです。

そんな未経験者の友人ですが、静岡にはもともと僕に三国志大戦3のカードを譲ってくれた経験者の友人もいて、彼と一緒に三国志大戦をプレイしているそうです。うらやましい。東京に戻っても連絡を取り合っています。彼ももっとうまくなりたいという気持ちが強く、Wikiを読んだり頂上対決の動画を見てデッキや立ち回りを参考にしたりしているようです。素晴らしい…のだが、先日「7品に昇格した」と連絡が。その時僕は7品中位。これはいかんよぉ


先日古いiphoneを整理していたら、三国志大戦3最後の画像が出てきました。僕は三国志大戦2年間で1000試合ほど全国対戦をやっていたんですね。その僕と今年1月からやり始めた友人が同じランクなのはさすがにまずいのでは?という危機感。他の若い人にグッと追い抜かれて踏み台にされるのは構いませんが、さすがに勧めた同級生に一瞬で追い抜かれるのは・・・というわけで、僕も最近三国志大戦の勉強を真剣に取り組んでいるのですが、そんな自分が参考にしたページを公開します。僕の友人にはナイショだよw

  • カードショップ遊々亭「三国志大戦 初心の章 まとめ」
    今回の三国志大戦はカードがID紐づけなのでカードショップで買うことができないにもかかわらず遊々亭は三国志大戦コラムが充実しています。ここまで新三国志大戦を丁寧に説明している記事は他にありません。そのうえ全カードの情報を載せていて、デッキのシミュレーターまでついています。SEGAは金一封送るべきなのではないか…。上記初心者記事のみならず、トップランカーによる環境を席巻しているカードへの対策も充実。これは読むしかない。
  • 三国志大戦4 攻略 動画 ブログ 【荒ぶる金殿】
    初心者向けの記事が写真や動画を使って丁寧に説明されています。始めてこのゲームをプレイする人はルールやテクニックもさることながら「どんなデッキを作ればよいのでは」となってしまうのではないでしょうか。このブログでは「号令型」「ワントップ型」と2種類に大別してお勧め武将を紹介したり(新三国志大戦は縁でピンポイントでキーカードを引けるのはありがたいですね)、警戒すべき計略と対策を紹介したり左右の手に対応したデッキを作ってくれたりと役立つ記事が公開されています。この記事に書かれている「ずらし迎撃」は先日のトッププレイヤートーナメントでも使われているテクニック。また”ぺた撃”は今週の動画で僕もトライしています(うまくできたとは言っていない)
  • 桃園
    twitterと連動したSNSサービス桃園。途中から記事投稿機能が追加され、初心者にとってもうれしい投稿がたくさんありますので是非読んでみてください。「千国志大戦」君主の記事が特に初心者にはありがたい内容になっています。あと「ケチャップ神君主のこの投稿」は良かったですね。口は悪い人ですがw言っていることはこのゲームの本質をついています。ランカーの動画を見ると本当に滑らか。すべての武将が有機的に動いています。しかしそれを一般人まして初心者が真似しようとすると崩壊することは明らか。ならば、まずは2枚、もっと言えば1枚確実に動かそうと考えてみてはいかがでしょうか。3枚以上動かすことを100点としたら、2枚動かすことは50点といえるかもしれません。しかし100点目指して結果くっちゃくちゃになり30点となるよりは、50点を目指し40点取ったほうが良いです。僕もこの記事読んでから、良い意味で自分に妥協するようになりました。
  • twitter
    今更ですがtwitterは情報の宝庫。有益な情報を多くの君主が発信してくれます。バージョンアップ後は計略の効果が調整されますが、検証してくれる君主の方も。僕は孫桓をデッキに入れていますから、将器で兵力上昇していない場合は知力3までの敵ならば確実に撤退させることができる、なんてことは知っておかなくてはいけませんし、たとえ自分が使っていなくても流行りの計略があればその効果をざっくりとでも知っておくことはとても大切です。
他にもYoutubeやニコニコ動画などの動画サイトで自分のデッキの名前(「三国志大戦 求心」とか「三国志大戦 手腕」とか)で検索して、出てきた動画を見るのも実力UPに役立ちます。あまりに上手い人よりかは同じランクの人の動画を見たほうが自分と同じミスを発見できて参考になるのではないかと。
あとはやはり友達とプレイできると良いですね。プレイしている時は気が付かなくても、隣で見てもらうといろいろ指摘をもらうことができます。何よりわいわい言いながらプレイするととても楽しいですしね。

今週の動画はこちらになります。


「遼来遼来(張遼が来るぞ)」と聞けば江東の泣く子も泣き止む、呉の民にとってはトラウマレベルのリアル三国無双武将です。なぜか二次創作である三国志演義より歴史書の三国志のほうが張遼のチートっぷりを細かく描写しています。「どうした?!出てきて戦え!!」(攻城セリフ)

張遼の計略は大戦1から変わらず騎兵の武力と移動速度が上がる「神速の大号令」。今作の神速デッキは征圧塗りルールによりこれまでより相対的に強化されました。一方的に突撃すれば相手を壊滅させることができるだけでなく、征圧による内乱ダメージも狙っていけます。伝統的に神速デッキは素武力が高いため一度塗られた色を塗り返しに行くのは(特に素武力の低い呉では兵種間相性もあり)辛いものがあります。

とはいえ、やる前から負けるなどと思ってはなりません。乱戦せずに穂先を向ける、弓兵を壁にしてその後ろから槍を出す通称”壁槍撃”などを使って応戦しようと決めて向かいました。

※三国志大戦の計略セリフ「遼来々!」は吉川英治『三国志』および横山三国志で有名になったセリフですが、原点とは異なるそうです。三国志大戦で張遼は自分で「遼来々!」と言っていますw目立ちたがり屋なのだろうか…

開幕。この日甘寧が伏兵を踏んで戦線崩壊することがとても多かったため、伏兵暴くまでは甘寧は柵の裏から出さないつもりで配置しました。しかしいそうな場所にいない…87カウント。先言った壁槍撃を試そうとしているのですが、コレジャナイ感。一応「お、弓孤立しているじゃん、突撃したろ~グサッ」という策にはなっているのですが。本当はもっと弓と槍の距離が近い状態になるべきで。小喬を前に出すのに朱治が邪魔になり、どかした結果かなり前に行ってしまいました。もしかして、弓は盤面から外したほうが槍を自由に動かせるかもしれませんね。これはうまい人に今度コツを教わりたいところです。
83カウント。再び孫桓で伏兵を探しに行きますが、意外にも右側にいました。小喬が2枚踏んでくれたため甘寧が満を持して柵の裏から登場―しかし馬の機動力に振り回される。これはもう仕方ないです。塗りルールのおかげでたくさんダメージを食らってしまいました。それでも、バージョンアップで騎馬自体の攻城力は下がっています。前はもっとえぐかったんですよねぇ。ただ1発無駄に内乱ダメージを受けてしまいました。騎馬に対しての槍と手腕で意識が手一杯でしたが、孫桓を右に走らせておけば防げました。


やめてくれSEGA。その一騎討は俺に効く。槍がぁぁ!しかし、士気6払ってやれることがライン上げだけとは、とてもつらい。案の定神速号令で壊滅します。47カウントで先ほどブログで紹介された「ペタ撃」をやろうとしています。小喬を右側でモクモクさせておいて、相手の騎兵が城門に近づいてきた瞬間ペタッと城門前に配置。まだ上手くいっていないですが、意識していこうかと。この攻防でホウ徳や張遼をまとめて焼くタイミングがあったのですが、ここで士気を使ってしまうと逆転の目がなくなってしまうので我慢。2度目の城門を多くの犠牲を払いながらなんとか阻止。

28カウント。城ゲージ差は50%以上あります。だが!最後まで何が起こるか分からない、それが三国志大戦!相手の離間が孫権のみに入るラッキー。自分自身離間の存在を忘れていたのが反省点なのですが、偶然にも固まっていませんでした。速度の上がった甘寧で乱戦を振り切り迎撃してワンチャンス作ります。もう城門に2.5コスト槍をぶち込むことしか考えていません。小喬のみ突撃対策の槍マウントで、後の部隊は貼り付けます。最後于禁に対してスライド攻城を試みますが、想定していたよりもかなり甘寧が歩き、結局攻城が入りませんでした。どうやら少しだけ動かすだけでもスライド攻城はできるようです。

試合終了。城ゲージは見ていなかったためまさか逆転しているとは思いませんでした。ミラクルだ…。動画を見直すと、孫桓に乱戦していたカクが城に帰り、ホウ徳を出すローテが一瞬外れたため孫桓の攻城が入って逆転でした。その部分といい、離間と言い、相手のミスによって勝った試合ですが、正直相手がミスしなければそもそも勝てる相性ではありません。そしてこのランク帯において自分を含めてミスをしない人などいません。何が言いたいかっていうと、最後まで諦めてはいけない、ってヤツですよ。そりゃあ、プロ野球のバッターは内野ゴロを打って全力疾走なんてしないじゃないですか。しかし僕らは高校球児のレベルですらない。何が起こるか(あるいは自分がやらかすか)分かりませんよ。
明らかに逆転できない時もあるとは思いますが、それはそれで何かテーマを決めて99カウント真剣に戦ったほうが自分のためにも良いですよね、せっかく200円払って遊んでいるんですし。


この日は9戦8勝と大勝。こんなに勝ったのは三国志大戦3時代でもありませんでした。友人の7品昇格に刺激を受けたのでしょうか。今日だけは勝利の美酒に酔います。明日からはまた自分にがっかりの三国志大戦ライフです。

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