2017年1月15日日曜日

魏・蜀・烏丸による天下三分

三国志大戦が全国稼働してから3週間。まだ3週間か、もう3週間か、人によって感覚は違うかもしれませんが、強いデッキの形が見えてきましたね。

  • 騎馬単(一喝)
    三国志大戦最強の兵種といわれる騎馬のみで構成されたデッキを「騎馬単」と言います。騎兵が強い魏で組まれることが多いです。三国志大戦の歴史の中でいつの時代にも存在したSR曹操を中心とした”騎馬単求心”ですが、現在はSR夏侯惇と組み合わせた4枚デッキが人気です。計略「隻眼の一喝」は武力と移動速度が下がる妨害計略。機動力のある騎兵に妨害計略があるのは言うまでもなく強いですが、移動速度の下がりが大きいので、他の騎兵達による連続突撃で簡単に壊滅させられてしまいます。まるで士気5のダメージ計略・ダメ計です。夏侯惇は8/8/2とスペックにスキがなく、対策を立てにくいのがつらいところです。一喝を警戒して散開するとR徐晃の「神速戦法」などで各個撃破されます。”固まったら妨害計略、散開したら神速計略”は大戦初期に確立された基本戦術です。
  • 武神
    三国志大戦3初期の伝説の忠義デッキで良くも悪くも一世を風靡した関羽が新三国志大戦もスタートダッシュを決めています。R関羽の3枚掛けで+7、2枚掛けで+8という「武神の大号令」は強力で、高武力を前に出して相手をすり潰します。関羽関羽は9/8/4とスペックにスキがなく、対策を立てにくいのがつらいところです。関羽は全武将唯一の征圧4で、歩けばモーセのように色が塗り替わります。必死に守っても内乱ダメージだけ置いて悠々と帰っていく恐るべき髭です。武神の大号令とかち合うのを嫌って散開すると馬超の「白銀の獅子」などで各個撃破されます。
  • トウ頓ワラ(麻痺矢伝授)
    征圧塗りルールがあることから枚数多めデッキが有利と言われ、実際昨年11月に3店舗で実施されたロケーションテストでは6枚デッキが多かったのですが、騎馬単一喝と武神は4枚デッキです。カードの種類が増えると流行りの形が全然変わるのが三国志大戦です。しかしトウ頓ワラは名前の通りワラワラと敵がやってくる多枚数デッキです(三国志大戦界隈では6枚以上を「ワラ」と呼ぶことが多いです)。トウ頓の計略「烏丸流弓技」は武力と射程距離が上がり、同時に2部隊弓攻撃できます。トウトンは8/2/2と知力に難があるのですが弓兵は後方待機が多いですし射程距離も伸びるので安全地帯から攻撃できるのも◎。
    兵種相性から武神に強いですが、なんとこのデッキ苦手兵種である騎兵とも戦えます。それを可能にするのがUC張紘の「麻痺矢の伝授」。名前から分かるように味方武将に麻痺矢効果を与え自身は撤退する計略ですが、この麻痺矢が長く、すごく速度が低下します。神速騎兵も軽々止めます。消費士気が3と軽いため、トウ頓や夏侯淵のような乱れ撃ち(旧三国志大戦で全部隊に弓を撃てる「乱れ撃ち」という計略がありました)とのコンボも容易。
    ・・・こんなこと書くと旧三国志大戦プレイヤーがヒいて復帰に躊躇しまうかもしれませんが、烏丸流弓技フィーチャリング麻痺矢の伝授は
    「バーストしたコノザコガーがオケーイしている」三国志大戦を始めたばかりの方には分からない例えですが、分かる人は戦慄で震えるでしょうねw

    ちなみに、烏丸とは三国時代現在のモンゴル地区に住んでいた遊牧民族のことで、カラスとは特に関係はありません。しかしイラストもセリフもカラスを強調しているのはセガクオリティ…と思ったけど王欣太先生もやっていたわソレ。

とまあ、奇しくも馬、槍、弓の3兵種によって環境が回ってます。
諸葛亮「魏・蜀・そして烏丸。これを以て天下三分。」
司馬懿「これは、予想GUYだな!」

え?呉のデッキは流行っていないのか、って?


呉の霊圧が消えているのは三国志大戦の歴史上何度もあるので呉の民は今更動揺はしません。もともと征圧ルールと移動している時は攻撃できない弓兵の食い合わせの悪さは指摘されていましたが。話題のUC張紘が麻痺矢を伝授する相手は魏(夏侯淵)と群雄(トウ頓)。呉の仲間に伝授しろよ裏切者…と思ったけど思い出せば張紘は三国志大戦3の時も群雄に出張してたわ。


ま、まあ近いうちに修正も来るでしょう。来るよね?

三国志大戦をプレイするにあたり、この流行りのデッキ・強いデッキを知っておくことは重要です。この日の僕の対戦相手を列挙してみます。
  • vs 4枚武神(勝)
  • vs 4枚暴虐(負)
  • vs 4枚武神(勝)
  • vs 5枚駿才赤壁(負)
  • vs 5枚蛮勇手腕(勝)
  • vs 4枚求心(勝)
  • vs 4枚神速一喝(負)
  • vs 5枚暴虐区星(勝)
  • vs 5枚呉景(勝)
  • vs 5枚駿才(勝)
  • vs 5枚武神(勝)
  • vs 4枚求心一喝(本日の動画)
やっぱり武神多いですよね。SRがいっぱい必要な騎馬単一喝と違い、関羽はRですからね。これらのデッキは対戦相手に出てくることが多いので、対策を立てることができます。対戦機会が多ければ、今回は負けても次同じ形には勝てる、ということもあるかもしれません。
対策の立て方としては、立ち回りで相手のキーカードに対策するパターンと、メタカード、つまり相手のキーカードに相性の良い武将カードを入れたパターンがあります。その両方を検討してみましょう。
あるいは、「俺自身が強デッキになることだ」の精神で流行のデッキを使うのも手です。使ってみればその強み弱みも分かりますし。ただ、うまい人が流行デッキを使うのと、始めたばかりの人が流行デッキを使うのでは全然違います。うまい人は基礎が違いますし、様々なデッキを触り、戦ってきているので対応力もありますから。

さて、このブログでは主に自分の反省の目的で動画を公開しようと思います、僕自身初心者に毛が生えたような君主なので、皆さんもやってしまう、初歩的なミスが動画の中にたくさん見つけられると思います。間違い探しにチャレンジして、ぜひ反面教師として使っちゃってください><お相手は今流行りの求心一喝です。この形のSR曹操をSR張遼に変えた神速デッキも見ますよね。相性は言うまでもなく不利です。


90カウント。相手騎馬に突撃しに行ったのは無駄な突撃でした。枚数も武力も劣っているので、落としてくださいと言っているようなものでした。
83カウント。相手は慎重ですね。これ7品ですよね。しかも勝率5割切っている相手。それがこれだけ騎馬単を使えるとは・・・レベル高いなぁ新三国志大戦。一方で僕の馬の扱いが下手なのは仕様です(- -)相手が引いてくれたので塗りに行きましたが、甘寧の兵力から戦えないと判断し帰ります。
46カウント。号令合戦になりましたが弓が前に動いているため十分に相手にダメージを与えていません。どうしてこんな動きをしているのでしょう。柵の裏にいるべきなのですが。当たり前ですが騎兵の突撃で朱治が撤退してしまいました。残っていれば横弓でホウ徳の一発を防げたかもしれませんね。
26カウント。本当は槍を乱戦させるつもりはなく、穂先でけん制したかったのですができなかったので早めに手腕を使います。ここで曹操を倒せなかったのが痛かった。何とかできなかったのでしょうか。最後は城門に行かないと逆転できないため甘寧を使いましたが突撃で乙。まあ、こんな内容でしたがこの日の大戦では一番動かせていましたね。今回の反省点を活かして今後も精進します。残念ながら1,2回の失敗では身につかない僕ですが、共に頑張りましょう。

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